日和見感染とは

免疫力の低下で誰でも起る恐れがあるもの

カンジダ性亀頭包皮炎も一種の日和見感染ですが、平たく言うと、ヒトの免疫機能の低下で常在菌による感染症が引き起こされる症状です。

免疫機能不全と言えば、AIDSのように免疫機能を食い殺すHIVによって引き起こされるものが命にも関わる事で知られていますが、カンジダのような真菌やヘルペスなどのウイルスによるものは、一時的な状態に限られます。

日和見感染が起るケースは、過労やストレスなどで免疫機能が低下してしまうと、普段は、均衡の取れている善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて発症するケースが主ですが、他にも、免疫抑制剤の投与で起るケースもあるようです。

また、前者のケースでは、女性が妊娠した際に胎児を異物として攻撃しないように、免疫を意図的に抑える機能があるようですが、この時にも、ヘルペスウイルスを保持している場合には、口唇ヘルペスを発症しやすくなるようです。

日和見感染を起こす微生物には、大腸菌やクロストリジウム菌などの体内に居るものをはじめとして、皮膚のブドウ球菌や緑膿菌、他にも、土壌や河川など自然界に生息しているレジオネラ菌によって日和見感染になる事もあるようです。